河口龍夫展、見学
2009年11月13日 河口龍夫展、見学
東京にも冷たい風が吹き始めましたね。
そんな北風が吹く中、蒲田校Webデザイン科の2年生は
東京国立近代美術館で開催している、
「河口龍夫展 言葉・時間・生命」を見学してきました。
河口龍夫さんとは現代美術の芸術家です。
展示会場に入ってまず目に飛び込んできたものは
ボルトで固く閉められた鉄の箱!
何だろうと近づいてみると、箱には西暦と思われる数字が。
その箱の中には、その年に封じ込めた
“闇”
が入っているのです。
空っぽだといえばそうなのですが、闇。
開けてしまうと光の中では、闇は見ることが出来ない。
鉄の箱に入ってボルトが締められていると、やはり外から見ることは出来ない・・
なんとも不思議で見た人は迷路に迷い込んだような錯覚におちいります。
作品のテーマである、言葉・時間・生命というものが
身をもって体験できる展覧会でした。
普段はモニターや机の前にいることが多い学生たちですが、
物質の質感や重みを感じること、知っていることもデザイナーには
大切なことなのではないでしょうか?
ぜひ、皆さんにも実際に体験してほしいと思いました!
「河口龍夫展 言葉・時間・生命」
12月13日(日)まで開催しています。
http://www.momat.go.jp/Honkan/honkan.html
<蒲田校新井>
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